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ふと思うと俺が創ったシナリオって絶対「夢の世界」があんのねw
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プロフィール
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狐さん
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非公開
自己紹介:
生年月日:1642年水無月朔日

職業:妖怪(狐)

趣味:スイーツ(笑)づくり、東方、ものごとのリスト化
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「二ノ宮さーん、赤井様という方からお電話です」

「あー?」

「そのまま電話とってくださーい」

o0200012510384374190.jpg「お電話かわりました、二ノ宮でございます」

「あー優有ちゃん?おはようございます赤井瞳ですけど」

「おはようございます」

「今大丈夫っすか」

「はい大丈夫です。赤井さん、この前は大人数の起用本当にありがとうございました」

「いえいえエキストラ雇うより安いし信用できるから」

「どうもありがとうございます。本日はどうなさいましたか?」

「こないだと同じでPV作るんで芝居できるエキストラを2人」

「DimMasterのプロモーションビデオ作成にエキストラを2名ですね」

「撮影日はいつもぱつぱつで申し訳ないんだけど2月16日」

「かしこまりました。2月16日の月曜日ですね」

「うん。でも、前日に芝居あわせするから全員15日に集めといてほしいんだ。だから2日拘束ってことでさ」

「15日にお芝居あわせを行うのですね。実質2日拘束。プロモーションビデオにお使いになる2名はどのような者をご指定なさいますか?」

「美容師と客。それっぽいのを。客は、きれいな女がいい。美容師は性別問わず、どっちでもいいの。でも、カリスマ美容師っぽいの」

「美容師の方とそのお客様ということですね。そして、美容師の方は性別はどちらでもよいが、カリスマ美容師のような者。お客様はきれいな女性がよいということですね」

「そうそう」

「お客様はどのようなシチュエーションに拠るのでしょうか。パートナーが美容師の方ですと、スタッフの髪の長さに応じていろいろあると思いますので」

「あのねー、実質、客の髪型はどうだっていいんだ」

「ご指定はないということですね」

「うん。でさあ、何でそういうのをプロダクションとかに頼まないのかって思うでしょ?」

「はい。ただ、赤井さんは私共を信用してくださっておりますので詮索は致しません」

「ありがと。あのね、PVの構成は決まってんの。女が美容師とおしゃべりしながら髪切ってもらってんのね。そんで合間合間に曲を演ってるシーンをはさむんだけどさあ、基本的には美容師と客のやり取りがメインなのさ」

「なるほど。PVは演奏をはさみつつも美容師さんとそのお客様のやりとりがメインということですね」

「そうそう。でも曲が流れてるわけだから美容師と客の台詞はない。芝居がそこそこ上手いやつが要求されるわけではない」

「やりとりの台詞がないので、そこまでお芝居に長けている必要はないということですね」

「うん、んで、まあ簡単に言うと曲が進行するにつれて客の女の髪がどんどん抜けていって、PVの終わり際にはスキンヘッドになってしまったっつー構成にしたいわけ」

「…ほう」

「だから女の髪型は問わないし。一回スキンヘッドにしたらあとは5パターンくらいヅラを容易しとけばいいじゃない。女の客の芝居はずっとニコニコしてて、だんだん「あれ?」みたいな顔になってって、最後唖然とした顔になればいいじゃん?それは美容師も同じ芝居だろ?」

「うーん」

「おたくのスタッフに頼むにはちょっときっつい話かもしれないけど、それなりに金は払うからさ、手配できない?会社的にまずい?」

「会社的にはぎりぎり問題はないのですが、この条件でその女性スタッフを探すほうが大変です。美容師のほうは即座にご用意できますが、2月15日までに合意を得るところまでもっていくほうが困難かと思います。失礼ですが、先ほどのお話に触りますがプロダクションに依頼をかけたほうが確実で早いのでは?」

「金がかかる」

「そうですけど、赤井さんでしたらそういうのをお気になさらないかと思います」

「まあ例えばTというプロダクションに、そこそこかわいい女をスキンヘッドにする権利をくれと言うとする。個人の尊厳の問題がからむから80万必要だとふっかけられたとするだろう?あたしは、50万で済むと思った。まあ、値切ったとしよう。使った女はそこのプロダクションで『DimMasterの新曲のPVでスキンへッドになった女』になって、それを元に売名活動の一環にする可能性が生まれてくる。DimMasterのPVに出したいのは常に素人であり続けたいと思うあたしの考え方としては、あたしが作ったPVに出た誰かしらがある日別の媒体に出て、『××さんってDimMasterのPVでスキンヘッドになった方ですよね?』ってなるのがさあ。嫌なんだ。あたしの言ってることおかしいか?」

「仰りたいことはわかります。うーん」

「無理を承知で言ってるのはごめんねなんだけどさ、手配してくれたら相当うれしいんだ」

「…瀬戸内寂聴」

「何か言った?」

「いえ、何も申し上げておりません。赤井さん、少しだけお時間を頂戴してよろしいでしょうか。16時までにお返事を差し上げますので、お願い致します」

「いいよ!全然いいよ!16時とか全然。優有ちゃんを信じて待つ」

「ありがとうございます。それでは、一度切らせていただきますのでお願い致します」

「おー」
「赤井さんでしょうか?私、KI-TSU-NEスタッフの二ノ宮です」

「あーもしもし?」

「赤井さん、弊社の登録スタッフではないんですが、お金に困っている知り合いがおりますので、ご紹介したいのですがいかがでしょうか」

「いいね!いいね!全然気にしないよ!」

「それで約束をしてほしいのですが、撮影時に簡素なメイクで彼女の職場や知人にわからないようにしていただきたいのです」

「うんうん、それはできる」

「そして、彼女は髪がある程度伸びるまで会社の有給を使い切ると言っていますので、報酬希望金額と致しましてはやや高く60万という額を提示しておりますが、いかがなものでしょう」

「80万より安く済めばいい!」

「また、その有給も1ヶ月以内で終わってしまいますため、撮影に使われたかつらを彼女に貸してあげてほしいのです」

「ぜんっぜん大丈夫」

「では。彼女をご紹介させていただきます」

「どんな子?いくつ?」

「はい。26歳で見た目は結構美人だと思います。会社でデキるからという理由で余計な仕事を大量に押し付けられていて長めの休暇がほしいと思っています。根は素直ですがちょっと黒いです。あだ名は腹黒天使です。去年までホストにはまっていたので貯金が少なく、行きたいときに海外に行けないと悩んでいます。みずがめ座のB型、お茶目でキュートな女の子です」

「まてwwwお前かwwww」
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