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ふと思うと俺が創ったシナリオって絶対「夢の世界」があんのねw
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プロフィール
HN:
狐さん
性別:
非公開
自己紹介:
生年月日:1642年水無月朔日

職業:妖怪(狐)

趣味:スイーツ(笑)づくり、東方、ものごとのリスト化
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脇A「それじゃここから1時半まで休憩時間にしますね。食事して来てください。このフロア内は禁煙ですから、喫煙場所を守ってください。じゃー休憩」

「ちょ、ちょ、柳田さん話あるからちょっと来て」

「はい?」

「(゚Д゚#) …」

LULULULULULU

脇A
「はい第1会議室です…はい?はい。すいません比嘉中課長、営業部長からお電話です」


「え。あー。あー。わかった。ありがとう…」


 

R025061.jpg「おい、お前」

「なに?」

「自分も新入社員じゃねえかよ!!偉っそうな口聞きやがって舐めてんの!?」

「別にもうその話どうでもよくない?」

「よくない!あたしはあのあと二ノ宮さんにガンガンに怒られたんだよ!ヽ( `Д)ノ」

「あたしはあたしであのあと神楽坂さんに怒られて反省したんだから痛み分けじゃないかなあ、蒸し返されるのも気分が悪いもんだよ」

「いや、お前、お前。ことの発端、お前だから」

「本当にそうかな。あたしとしては…そっちが意味不明な依頼を持ってくるのが、悪いと思う…」

「どおいうこと?あたしらの仕事ガンシカト決め込むのか?あたしはあたしらの仕事やってんのに、あんたはあんたらの仕事しないのかよ(゚Д゚#)」

「アルバイトの離職率という観点からものごとを見たときに」

「あ?」

「そっちの持ってくる仕事を断る権利は、あたしたちは持っている」

「んなこと言ってたら仕事になんないだろぉ!?」

ざわざわざわざわ

JP041.jpg「あなたさぁ、やらされる方の気持ちを考えたことがないなあ。あたしはずっと、ずーっとずーっと、そっちが持ってくる絶望的な依頼をバイトの時から何度もこなしてきたんだよ。どんなバカげた内容でも。あたしにそれを断る権利を持っていなかった。あたしの身の回りはみんな、みーんな耐えられずに辞めてった。社則にあるのに。スタッフの退職をまねく依頼を強制してはならないって。あたしには行使力がなかったから。いい。あたしは研修が終わったら、今のこの現状、人材派遣課が持ってきた仕事を問答無用で受けなくちゃいけないこの流れを真っ先になおす。神楽坂さんもそれで了解してるからね。全体の10%を占める頭のおかしい人たちの依頼のために、バイトの退職率3割を占めさせるわけにはいかないよ。長期的に見たら、今のままにしておいたら求人コストの方が上なんだよ、そういうのを受ける依頼料より」

「あんだと?お前、バイトあがりだか何だか知らねえけどあたしらの課の予算知ってて言ってんのかよ、選んでる場合じゃないのに、どんな仕事でもできるだけ受けなきゃいけないのに」

「あなたたちのノルマなんか興味ない。あたしたちには、あたしたちが教育するスタッフを守る義務があるね。考えてみれば。電話段階でそういう仕事を受けなくてすむようになるんだよ。そっちとしてもいい条件じゃないの」

「もぉわかった。もぉいい。噛みあわない。だめだ。噛みあわない。お前とは(*`Д´)」

「そうだね。噛みあわないね。あなたとは。考え方の相違っていうのはこういうことなんだろうね」

ぷいっ

「ねー誰か一緒にごはん行こ…」

「目的もなく二ノ宮さんの金魚のフンしてるから感覚がマヒしてるんじゃないの?少しは自分のしてることを疑った方がいいよ」

「ふざけんなお前二ノ宮さん馬鹿にしてんのか!?」

「馬鹿にはしていない。ああいう凄い人のそばにいると、自分のなかの倫理が崩れてしまうこともある」

「何がわかんだよ!Σ (゚Д゚♯)」

「あたしは神楽坂さんを尊敬してるけど、盲信はしない。だから自分の主張は、曲げない。あなたとは、違う」

「あー!?」


 「まあ↑みたいな主張の子、みたいですね」

「二ノ宮さん、メタ発言はよくないわ」

「芝さんとしてはどっちが正しいですか?」

R025006.jpg

「業績的責務という点ではあやちゃんのほうが会社的に好かれはするんだけど…社則的に、という点と将来的利益、という観点では人材育成課の新卒ちゃんのほうが『正しい』ね。なおかつ。その子はバイト上がりという立場で、しかも今までの常識を覆そうとしてる、神楽坂さんが了解しているというのは、人材育成課はそういうボトムアップの意見が好まれるからよ。自立してる証拠だから」

「そうなんすよね。なかなか、2か月そこらで神楽坂から自立してる新入社員なんて、たぶん初めてですよ」

「あやちゃんは二ノ宮さんを大好きだからね。自己主張という点で、本質的に合わないんだろうね」

「うーん。まあねえ。べったりっすからねえ。どっちがいいとはあたしには言えないけど」

「実際に現実離れしすぎた依頼を断っていいようになったら、どうする?」

「あたしたちは楽になりますけど、そのぶん予算を下げてくれるような便宜をもらわないと反対ですよ」

「そう簡単に実現はしないだろうけど」

「そりゃそうですよ。アレな依頼ぜんぶ断ってたら、そもそもこのシリーズのネタがなくなって書けなくなるじゃないか」

「二ノ宮さん、メタ発言はよくないわ」  


 脇A「ではここでひっかけ問題。受けた依頼について、依頼に対する達成率が半分だったとします。この場合、依頼費用はどのように変遷してくか、誰かわかりますか?」

ざわざわざわざわ

脇A「人材派遣課、コストのことは教わった?」

「あ?あ、あ、はい。結果遂行度が半分になります。依頼料も半分です…か?」

脇A「ぶー。残念。でも70点。誰かわかる?」

「はい。結果遂行度は私たちが決めるものではなく顧客が決めるものです。ですので、安易に半分では社則的に問題になります。顧客の方はその半分の実績の依頼でも80%満足していただくかもしれませんし、20%しか満足しないかもしれません。事前打ち合わせで複数の着地点を私たちが設定し、納得いただいてから依頼内容を遂行します」

脇A「ぴんぽーん。さすが柳田さん。最近はそういうのも有名無実化してるから、改善させていきたいね」

   _, ._
…(;゚ Д゚) 

「…」

脇C「じゃあそれに関連して質問です。これも社則としてありますが実際そのようになされてないことですよね。クライアントが望んでいる状態に当社のスタッフがイメージがわかない場合、一般マスメディアの映像などをモデルとして使用してそれを行ったとします。その場合の著作権の権利問題について、詳しく教えてください」

脇A「あーそれは難しい話ですね。話すとだいぶ長くなるんですけど…藍沢さん、このへん、猪元課長とかはどう対処してます?」

「え…ええと。ちょっとあたしはそういうのを見たことがなくて」

「よければ私が端的に説明しましょうか?著作権の問題は、クライアントがその映画なりドラマなりを自分の知識として認識してる場合にしか発生しません。この辺は説明しだすと確かに長すぎるので置いといてください。後日、クライアントが『こないだのあれ、最近気づいたんですけどなんとかってドラマのワンシーンでしたよね』って言われたら、真摯に受け止め、そのご意見を受け次第すぐに著作権協会に申請をする必要があります。向こうもKI-TSU-NEスタッフ用の書式を持っていますけど、たいてい提出だけで済みます。費用は依頼料の3%です」

脇A「素晴らしい。わかりやすいし合ってます」

お―――――

脇C「さすが柳田さんだねー」

脇E「すごーい」
   _, ._
…(;゚ Д゚) 


「…」
00cc2b23.jpgこれはよくないな。どうしても柳田さんのオンステージだ。確かに社則について一番詳しいからこうなるのは当然なんだけど…
あやちゃんの知識は二ノ宮さんから直接教わっただろうことだから、どうしても社則外の知識に偏ってる。
知識的にはあやちゃんも大したもんなんだが…


このままだと気分を悪くして返しちゃうな。


ちょっと目立たせてあげたいな。


どうしよう。


「ああそうだ。ちょっと私からもいいですか。社則ということなら。みなさんで考えてください。これは、私が人材派遣課から受け取った依頼です。『自分はヴァイオリニストなんだが、仕事に集中しすぎて恋人に別れ話を持ちかけられてしまった。確かにヴァイオリンは大切だが、彼女のことの方がもっと大切である、と。ヴァイオリンを失ってもいいが彼女は失いたくない。しかし今まで仕事一辺倒で生きてきたから、そんなことは信じてもらえない。数名のスタッフを依頼し、たちの悪そうな連中に絡まれた彼女を自分がヴァイオリンを武器とし助ける、という寸劇を行いたい。ヴァイオリンは自分の愛器で構わない。もちろん傷がつかなければそれに越したことはないけど』という。さて、この依頼はどうなったでしょうか」

「あ、その話…!」

「論外です。楽器に対する保障ができませんし、そもそも依頼主は当社スタッフに怪我をさせる可能性もある。比嘉中課長ならお断りしたでしょう?」

「ちょ、ちょっと待ってください、それ…」

「いいですか。スタッフの人権が守られないと話が進まないんです。これが、ヴァイオリンを振り回す方も当社スタッフだと言うならそれなりの訓練をした人を手配することもできますが、今比嘉中課長が仰った話では、依頼主がそのままヴァイオリンを振り回さなくてはいけないんです。どんな危険か承知ですか?」

「ちょ…」

「みなさんこれ、聞いてください。どんな依頼でも受けるのがわが社のモットーっていう考え方はもう終わっていいと思うんです。助長する。間違いなく。今後重病人や死人が出たらどうしますか。精神病にかかってしまったりとか。規範を習ってほしいんです。上司から言われたことだけじゃなくて。特に人材派遣課なんか、社則を一番無視してるわけだから」

「おま、ちょっと待て!」

「が、その仕事は成立し、ちゃんと費用が発生しました」

「…え?」

「私も断ったんですが、人材派遣課の二ノ宮さんが再度同じ企画書を書きなおして持ってきました。ひとつ、ヴァイオリンは依頼主が持っている物の複製を作成する。ふたつ、スタッフは当社専属の特殊業務手当のつくスタッフを使用する。二ノ宮さんは人脈を利用し、知人のアクションスタントマンを数名、当社に臨時スタッフで登録しました。彼らは元ショッカーの類の人たちで、クライアントがどんなに乱雑にヴァイオリンを振り回してもかわし、さも素人目には本当に鈍器が激突したかのようにふるまったらしいですよ。素晴らしいじゃないですか。個人の人脈を活用して、一度突っぱねられた依頼を私に持ってきたんです。そして、予定を上回る依頼料を獲得しました。これは、社則に縛られててはできない発想なのです」

「…」

「感動した人、同じ人材派遣課のあやちゃんに拍手をしたげて。彼女はその二ノ宮さんから直接教育されてる、分身みたいな子だからねー」

パチパチパチパチパチパチ

「…課長、どちらの味方なんです」

「さあねー。困ってる方の味方かな。全員に見せ場を上げるのが、俺は好きなんだよー」

パチパチパチパチパチパチ

da-430037.jpg「…ほら正しかった」

「ん?」

「ほら正しかったー!!ほら正しかった―!!あたしらが正しかったー!!見たことか―!!」

「ちょwww」

ざわざわざわざわざわ

「うわ、これは…引くわー」

「うるせえバカ女、社則に縛られた結果がこれだよ!お前がどんだけ知識自慢厨か知らないけどなー!あたしらが正しいんだ!あたしらが正義なんだ、何でお前ごときに仕事を断る権利があんだよ!あー!?どぉせ課長も二ノ宮さんも比嘉中課長と神楽坂さんと仲悪いんだ、今更あたしがお前と仲悪くなったって何も変わりゃしねーよ!!これからどんな依頼でも受けてやる、どんな頭のおかしい依頼でもお前に持ってってやる、意地でもだ!今から覚悟しやがれ、あたしと出会ったことを今から後悔させてやるからな!!あはははははははは\(o ̄▽ ̄o)/ 」

ざわざわざわざわ

「…はっはっはっは柳田さんこりゃー一本っ取られたね。ちょっと誰か、すぐ人材派遣課に電話して。収拾つかなくなるから」

「…ちょっと、ひどい。ウザいですね」
 

つかつかつかつかつか
ガチャ

「失礼いたします」

「あ、二ノ宮さん!」

「二ノ宮さん!二ノ宮さん!やりました!あたしは人材育成課に勝ちました!!にゃー!」


 ∧_∧ 
(♯・∀・) | |ドバキッ
と    ) | |
  Y /ノ 
   / ) <  >__Λ∩ 
_/し' 
//.`Д´)/

 (_フ彡        /

 


「…」

「…」

ざわざわざわざわざわざわ

「ご無礼をば致しまして申し訳ございません。ぺこり」

ガチャ

バタン

「…」

「ないわー」 

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