ええと。小田急百貨店のB1富沢商店で製菓材料を買ってきたんだが。
このビル、駅とつながってる兼ね合いで非常階段に簡単に入れるんだよな。というか「今日はこのCっていう入口から入ってみよう」と思って階段を下るとそのルートが非常階段だったというのがありがち。もうちょっとビルの管理が甘かったら浮浪者の巣窟だよ、あんなもん。
で、非常階段を通り抜けてたら

あー。うん。その。
微妙にケンカ売ってんのか、とか舐めてんのか、とかそういう気分になった俺は疲れているのかもしれん。いや、疲れてるんだけどさ。
なんか気に入らねえなあ。
こんちくわ。狐です。
魅力的なことわざ講座No.3…
「あらいぐまのラスカル」

TVアニメなどで愛玩動物というイメージが植えついているアライグマだが、実際は非常に気性が荒い動物であり、安易に飼育することはできない。また、地方自治体で野生のアライグマによる人的被害、生態系の環境を保護するため防除対策がとられているが、動物愛護団体が圧力をかけているという。
この語例の意味づけは学会でも非常に意見が割れており、
① 「
メディアで間違ったイメージを植え付けられ、現実世界で被害を被ってしまうさま」:日本ことわざを守る会・日常国語専門学会の論述
② 「メディアで間違った認識をしている人間に対しアライグマが『しめしめ』と嗤っている状態を指す。転じて、
自分が保護される存在であることを認知しており、そのうえで確信犯的に悪事を行う意識の持ちよう」:IPA・groupE(国際ことわざ原理協会の一部の過激分派)説
③ 「ラスカルは通常のあらいぐまではなく、自然でも稀にみる人になつく生態をもつ特殊なあらいぐまの種だった。
例外的な存在をことわざに用いてはならない。すなわち、こんなことわざは存在しない」:不苦労先生ほか同派閥の説
の3つの説が現在でも喧々囂々の議論を行っている。
<用例>
①の場合
「こないだコメディアンの石畳熊五郎が街歩いてたの。サインと握手お願いしに行ったら、すごい不機嫌そうな顔でシカトされたんだよ。本当ショック。テレビだとあんな優しそうなのに、本性見たって感じだなー」
「あらいぐまのラスカルとはまさにこのことだにゃー。にゃー」
②の場合
あ「知ってますか二ノ宮さん、開発の高村課長、営業部長に気に入られてるじゃないですか。こないだの重役会のクラブの会計、全額自分で払うとか言ってこっそり領収書で落として会社に回したらしいですよ。とんでもない人もいますよねえ、バックに営業部長がついてるからって」
二「あらいぐまのラスカルとはまさにこのことだにゃー。にゃー」
あ「に、二ノ宮さん?あ、あの?にゃー、って(゚Д゚;)」
二「あー?何?あたしなんか言った?」
③の場合
「ヘーイ聞いたかいフォックス、こないだジェシーのやつ、ボブの顔に洗濯バサミをいっぱいつけて遊んでゲラゲラ笑ってやがったんだよ。まったくとんでもねえアバズレさ!あの女狐のサディストっぷりには僕のオーネストマインドがビッグサプライズしすぎちまってフロンティアスピリットがペールブルーさ!今度会ったらなんか言ってやらないとな!」
「そうだね」
いかがでしょうか、このことわざの意味の学説分化につきまして当事者であられる不苦労先生はどう感じていらっしゃいますか。

ホーホウホウ。君ィー、その話はさておき今日は妻が体調を崩してて娘の夕食を用意しないといけないんだよ。申し訳ないんだがこのお膳、全部包んでもらえないかねえ。ホーホウホウ。
本当ですか、それはお気の毒に。今すぐそのようにさせます。不苦労先生、今日はチャップリンのようなお髭がチャーミングですね。
ホーホウホウ。わかるかね君ィー。知り合いのカリスマ髭理容師にお任せしたんだよ。ホーホウホウ。ホーホウホウ。
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