狐「お疲れ様ですすんません、きのう話に上がったPOS自動配信の件って誰かから話行きましたか?」
狗さん「いーえー。何も伺ってないっす」
狐「すいません、あの件ですけどもう全店舗、手動でやらせたので狗さんに頼むことはないっす。いろいろ失礼しましたねー」
狗さん「いやー狐さんは悪くないっしょー尻拭いしてるだけですもん、狐さんが気付かなかったら本当にやばかったですよー、僕までとばっちり食う可能性がありましたから」
狐「まーそーなんですけどとりあえず解決っつーことで」
狗さん「じゃあ私は、POSのデータを各店がやってくれた上に滅茶苦茶に上書き配信しますのでどうかよろしくおねがいします」
狐「…いやいやそこをなんとか」
狗さん「狐さん、あとで結構なんで今回各店で手動配信した内容とコード設定をデータで私にください」
狐「あーもちろんですけどー、明日の朝イチでいいっすか」
狗さん「全然大丈夫ですよー、あとは私が各店のデータを抽出してある程度破損させて送り返すだけですから、狐さんは見てるだけで結構です」
狐「…いやいやそこをなんとか」
※俺の上司全員は狗さんに直ちに謝るべき。狗さんは笑顔で怒っているぞ。
ごきげんよう。狐です。
早速だが集まってもらったのはほかでもない。話が古すぎて申し訳ないのも承知だ。
とりあえずキミたちには今からhitomiのキミにKISS を歌っていただきたい。
細かい歌い方はその都度指示するが、基本的にカメラ目線で髪をなびかせながら。さあ、早く歌わないか?私をバカにしているのかね。さあ、カラオケはセットしてある。あとは赤いボタンを押すだけだ。早く歌いたまえ。
なお、これは私のこだわりだがコーラスフレーズは「キミにKISSをー♪それだけでいぃんだよぉーぅ」と歌っていただきたい。「それだけでぃいんだよぉー」ではない。「それだけでいいんだよぉーぅ」でもない。
しっかりと力強い視線で艶めかしく「それだけでいぃんだよぉーぅ」だ。それを誤ってはいけない。よろしいかな?
こんな話はまったく同じものを7年前、フリーター時代にバイト先のみんなのノートに書いた気がする。そんであのときは「ええと。みなさんついてこれてますか。もうそろそろダメですか」で締めたと思う。
で、あのときは、今では一児の母である恐ろしき人妻TK(名字変わったからTSかな)だけが「まだまだついていけてますよ!狐さん!」と書いてくれたな。いや、別にこんなコメントは求めているわけではないし、このあとの7年で俺とカラオケして俺の望み通りにキミにKISSを歌ってくれた人はちょっとはいた。だから俺はもうかまわない。満足している。
だが、この記事を読んで鼻で嗤っている諸兄に聞きたい。果たして馬鹿にできるものなのかな、と。
そもそもこの話をしたあと、初めて「それだけでいぃんだよぉーぅ」と歌ってもらったときの嬉しさと昂揚は忘れがたいものになっている。似たような話はあなたがたにもあると思うんだ。
だけれども、こういう記事を書きたくて書いたら「話が古すぎる」「マジキチwww」「はいはいワロスワロス」などいうコメントを残されるのが関の山であろう。だが言っておくが、ネタではなく真剣に話している相手にそのコメは間違っている。たまに歌ってほしい。俺の指示する通りに。そしたら俺はもう全身脱力状態になって、いやあ可愛いなあ、お兄さんが欲しいものを何でも買ってあげよう状態になってしまうかもしれない。わかるかな。これは非常に本能的な情動なのである。けれども失笑されるか激しく拒否される。これは例えて言うなら、「私、芸能人になりたいんです!!」と情熱をもった中学生が「お前には無理だよww」とか「世の中甘くないぞ」とか言われるのとほとんど一緒なのである。
だから俺は思う。問おう。きみの心にはダムがあるのかい?と。
まあ、無理だろうな。もういいよ。何でもねえよ。
コメント…この記事を書いて「hitomi好きなの?」と聞かれたが、別に好きじゃない。「キミにKISSという曲」を「歌ってほしい」だけである。むしろこの記事を書くためキミにKISSのライヴヴァージョンを観たが、hitomiが「みんなぁ、サイッコーッ!!」って言ってるシーンで正直ウザくてイラっとした。