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ふと思うと俺が創ったシナリオって絶対「夢の世界」があんのねw
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プロフィール
HN:
狐さん
性別:
非公開
自己紹介:
生年月日:1642年水無月朔日

職業:妖怪(狐)

趣味:スイーツ(笑)づくり、東方、ものごとのリスト化
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「あやちゃん。こないだあやちゃんが受けた依頼番号1000023548の、スタッフの方で失敗したらしくてクライアントが『金払わない』って言ってるんだよ」

「えっ!…うわー、あの依頼かぁ…なんかおかしいとは思ってたんですよねぇ(´A`)」

「いいよいいよ。あやちゃんが悪いわけじゃないと思うから。派遣依頼費の事故報告書が1枚あるから、人材育成課に届けてきて。書面はあたしが作ったから」

jiko01.gif「はあ。事故報告書って何ですか?(・x・)」

「『金払わない』系の場合についてはそれ用の報告書を提出しないといけないの。うちのハンコと人材育成課のハンコと営業部長のハンコの順番に必要だから、人材育成課に渡しに行ってほしいんだ」

「あ、はい。わかりました。行ってきます。渡す相手はどちらに」

「神楽坂に渡せばいいよ。いなかったら、杉田ってのか南部ってのがいるけど、まあ偉そうなやつに『事故報告書お願いします』って言えばいいよ。で、どういう感じで電話を受けたのかとか聞かれるだろうからちゃんと答えてね。説明できるよね?」

「はい。覚えてますから説明はできます。神楽坂さんですね。わかりました。行ってきます」

「よろしくー」


「あのーすいません、神楽坂さんいらっしゃいますか?人材派遣課の藍沢です」

脇役「神楽坂さんは出てますねー。事故報告書ならあそこのデスクの方に渡してください」

「はーい(*゚ー゚)」

「…」

「あのーすいません、人材派遣課の藍沢と言いますけど、事故報告書をお願いしていいですか?」

JP178.jpg「…」

「あのー(´・∀・`)」

「…」

「…すいません、事故報告書なんですけど、お願いしても大丈夫ですか?」

「そこ。そこ。そこにおいといてください。こっちで処理しときます」

「…ええと。この依頼について、説明させていただいてもよろしいですか?」

「いいです。受理しますから。結構ですのでおいといてくださいます」

「…(`・ω・´)でも、うちの課長代行から、説明しなくちゃいけないって言われてますので」

「いいんですって、そっちの説明なんか。そこにおいといてもらえればハンコは押します。こちらから営業部長に渡します。理由はどうだっていいんです。別に私は受理しませんなんて一言も言っていないでしょ?」

「…あの。そっちの説明なんか、っていうのは。ちょっと。それだと非がうちにあるみたいじゃないですか」

「あれ?違うんですか?じゃあ何で事故報告書が発生するのか。私は何も知りませんが」

MMP7601285.jpg「何も知らないなら説明が必要じゃないんですか…(#゚Д゚)」

「だって、それによって私が備考欄に何か記入するわけではないですもの。人材派遣課のトラブルを弁護するつもりはこちらにはありませんね」

「いやだから。ちょっと待ってください。なんでこっちのトラブルで報告書に至ったことになってるんですか」

「人材派遣課からこの手の報告書が来るのは、そちらの課長代行が多大な量の依頼を受けすぎて必然的に生じているためと把握しています」
   
「…Σ(-_-+)何言ってんですか?この依頼を受けたのあたしなんですけど?」

「新入社員の方ですか?」

「そうですよ。新入社員です。でも関係なくないですか。あたしはこんな報告書の存在知ったのさっきが初めてです。あたしはうちの課長代行から行けって言われてこれを持ってきた。けどなんか誤解してる。だったら、あなたはあたしのこの依頼についての説明を聞いてしかるべきじゃないんですか」

「でしたら、そこまで言うなら聞きましょう。どういう経緯でこの会員様はお金を払えないって仰ってるんですか。依頼内容を聞いたときから細かく説明してください。当事者ではない私でもわかるように」

   _, ._
…(;゚ Д゚)


「そもそも何なんですか、この依頼内容の箇条書きは。・先割れスプーンを日本の食器のシェアにするムーヴメントを起こす ・先割れスプーンコミュニティを作製し、会員を募る。最初のうちはスタッフで基礎会員数を確保する ・当面の見通しは、半年以内に先割れスプーンのアソシエイツ設立とする というのは。人並みの文章読解力はあると思うのですが私にはさっぱりわかりません」

「だ か ら。説明が必要なんですってば。なのにさっきから人材派遣課のせいにしたまんま、言い訳聞くの面倒臭いみたいな態度をしてるから」

「書類の譲渡に言い訳が必要なんですか。私には、この報告書だけでなんとなく、意味不明な依頼を何の考えもなく受けて、勝手に面倒事になったようにしか見えません。そちらは依頼を受けるのが仕事ですが、理解に苦しむ依頼に対してちゃんと教育したスタッフを派遣しなくてはいけない私たちのことを考えたことはないでしょう?こちらだって、その気になればそちらからの仲介を突っぱねることだってできるんです。だから私は、必要を感じない説明なんて聞きたくないんですよ。何も分からない新入社員が受けた依頼のなんて」

「(♯▼皿▼)なんで人材派遣課を見下した言い方してるんですか!意味わかんない、エビフライぶつけられたいんですか!?」

ざわざわざわざわざわ

「…うわ、引くわー、人材派遣課特有のそういう暴力的な態度、本当に肌に合わない」

「ちょ、あんたいい加減にしろよ!?」

「はっはっはっはっはっはっはっは誰かと思えば人材派遣課のあやちゃんじゃないかー、今日もかわいいねー、おじさんと今度デートしようず」
4904810745792.jpg
「なんですか、しようずって!今、それどこじゃないんです!」

「課長。あの、こちらの方…」

「ちょっと比嘉中課長!あなたの部下ですよね!?あたしは二ノ宮さんからこの書類渡して来いって言われて…」

「あやちゃん。落ち着こうねー。ちょっと柳田さん、大事な話があるから席外してくれないかなー」

「課長、私もこの方にケンカをふっかけられたのですが…」

「あ!?お前ふざけんなよ!?」

「はっはっはっはっはっは。いぇーい今日も身体に電気がみなぎるなあ、ちょっとごめんねあやちゃん、あっち行こうか、でないとおじさんがセクハラしちゃうよ?」

「お前、お前な、比嘉中課長!止めないでください!離してください、はなして、ぅわ!本当にケツ触りやがったこのぬいぐるみ!ヾ(`Д´*)おまえら!いい加減にし…」

「わかったわかった!すまん!申し訳ない、こちらが徹頭徹尾悪かった、俺が謝る、あやちゃん気を静めて!本当にすまなかった!あーもう、どうしてこうなってんだよ、柳田さん、ちょっとキミからも謝って!」

JP190.jpg「ぷい」

「…」

くそが!!この女、絶対許さねえ!!!(‡▼盆▼)






「信じられないです!!ありえない!!人材育成課まじありえない!!」

「…ま、いずれなんかあるとは思ってたけど」

「…」

「あのねえあやちゃん、ちょっと落ち着きな?一応事故報告書は比嘉中が受け取ったんでしょ?説明もできたんでしょ?そんで比嘉中が、あやちゃんじゃなくてクライアントが悪いってなったんでしょ?じゃあ、それでいいじゃん…」

「解決したのは事故報告書のことだけです!あんなのあたしと二ノ宮さんと人材派遣課全体に対する侮辱ですよ!?なんでわかってくんないんですか!!」

「あやちゃん。人材育成課全体が悪いわけじゃない。そういう変なのがいたってことだ。そいつが悪いんだよ。あいつら全体を嫌うのはおかしい。あいつらとケンカしたら仕事になんないよ。少しは落ち着いて。もう帰っていいから。話はいくらでも聞くから。揉めるな。ただでさえ課長と比嘉中課長は一触即発なんだから」

「だいたい誰なの?人材育成課でそんな女の子いたっけ?」

「いや、聞いてる限りあたしの中で該当者が見つからないんですよね。でも別部署ってわけでもなさそうだし」

「髪の長い女です!年はあたしに近くて、セミロングで」

「人材育成課でセミロング?」

「人材育成課にあたしの知る、髪の長い女はいないけどな」

「なんか役所の職員みたいな死んだ眼してて、優等生ぶってて経験少なそうに見えて、実はどんな男にも脚開きそうな女です!あいつは絶対に!!」

「ちょwww」

「あやちゃん!!!!!」

「Σ(゜д゜;)」

「口が悪い」

「…はい、すいませんでした」

「帰っていいよ、今日は」

「はい…(´_`。)」


da-434061.jpg「課長、ちょっとあの子、明日からしばらくマークしてください。あたしもしますけど」

「いやでもさあ、あの子が人材育成課に行くことなんかほとんどないんだから。マークとか。そりゃ今日は、虫の居所とかあるかもしれないんだけど、穏やかな子だからさあ」

「そぉですかね課長。あたしはいつも一緒にいるから感じてますけどね。あの子は本質、おとなしくも、穏やかでも、おっとりしててもないですよ」

「ん?」

「なんで人事があの子だけをうちらに配属したか、少し考えれば答えは出ると思います。ましてや。あやちゃんは自分は、あたしの直属の部下って言うプライドを持ってる。そりゃー、強固な」

「う~ん…」

「あたしは、その揉めた相手というのを調べてきます。ちょっとお時間ください。まったく、これじゃ周りからは旧ソ連とアメリカみたいに見えるじゃないか」

「しかし比嘉中のヤロー、どさくさにまぎれてあやちゃんにセクハラするとは本当に下衆野郎だな」

「いいんだよそれはwww」

中編へつづく
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